茂洋号とは、平成13年に宮城県石巻市で生まれ、平成19年度肉用牛広域後代検定成績で、脂肪交雑・ロース芯面積が日本一になった宮城県期待のスーパー種雄牛です。
2010年3月から茂洋産子が食肉市場への出荷が開始され、その品質と人気から今現在も希少品となっております。仙台牛になるA5・B5の格付けが69%、A4以上の上物率は91%と驚異的な成績を収めています。
2010年7月22日現在、石巻地域では38頭が出荷され、A5・B5の格付けは76%となっております。
仙台牛は、全国で唯一、肉質等級が最高の「5」に格付けされないと呼称が許されない超高級ブランド牛肉です。
宮城県特別表示認証食品に認証されており、地域団体商標も取得しております。
その中で、茂洋号はトップクラスを維持しております。
@黒毛和種であること
A仙台牛生産登録農家が仙台牛生産肥育体制に基づき個体に合った適正管理を行い、宮城県内で肥育された肉牛
B本協議会が認めた市場並びに共進会等に出品されたもの
C(社)日本食肉格付協会枝肉取引規格がA5及びB5に評価されたもの
宮城県では、年間およそ15000頭が食肉として出荷されていますが、そのうち仙台牛の名で出荷されるものは、そのおよそ3割です。霜降りと赤身のバランス、きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付された牛肉だけが「仙台牛」の称号を得ることができます。